風待月。

気ままな物書きの日記。

帰り道。

行きはよいよい、帰りはこわい。

と、皆さん聞いたことがあるでしょうか。(正しい表記がこれだったか、正直私は曖昧ですが)

 

本日晴天の中、私も昔からの友人と水族館へ行きました。死ぬほど暑かったです、死ぬかと思ったし、イルカのショーで浴びた海水が肌に合わなかったらしく、ちょっと湿疹が出てます。でもイルカに罪はない、そう、可愛いから。可愛いは正義。

そんなこんなで、普段からよくこの友人とは遊ぶのですが、何せ中学からの付き合い故にか特に別れ際を惜しむようなこともなく。

 

それでも、偶に、ごく稀に考えるのです。

もし、明日この人と会えなくなったら。この子に限ったことではありませんが、出会ってきた人たちはどんな付き合いであれ、別れてきたとはいえ、今の私を形成する一部。そう、自然と受け入れることが出来るようになったのも、つい最近の話なのです。

 

誰もが繰り返してきたであろう別れや出逢い、出逢いは別れの始まり、別れは出逢いの終止符、そう表現してきた人は五万といるでしょう。私と友人は、いつも明日も当たり前の様に会うような感覚でいつも別れます。

 

 

ばいばい、と、さよなら。

この二つの違いは、再び会うか会わないか如何かなのではないかと、生まれてきて二十数年、漸く辿りつけた気がする。いつ会えなくなるか分からない、こんなご時世です、お互いに何があるかも分かりません。そんな明日が、私は怖くて仕方がないのです。音にすることはありませんが、明日が怖い、と思いながら数年、もっとかもしれませんが、生きてきて、今も生きています。ブログを書いています。

 

帰り道、友人の運転する車に揺られながら見えた夕日をぼんやり見つめている車内で流れる、YOASOBIさんの「夜に駆ける」。大好きな曲です。

 

もし、これを読む貴方にも同じ気持ちがあれば、きっと私と同じく素直じゃない性格なのかもしれませんね。素直じゃなくても、何だかんだで自分の生きている人生を捨てきれない負けず嫌い、不屈のファイターというやつです、すみません、少し格好付けました。

 

では、今日はこの辺で。